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中1理科「裸子植物(マツ)の定期テスト対策問題」ポイント解説付

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中1理科「裸子植物(マツ)の定期テスト対策問題」ポイント解説付です。

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裸子植物(マツ)の練習問題

図は、マツの枝の先端についている花を表したものである。次の問いに答えなさい。
マツの作り図

(1) 図の A,Bのうち雌花はどちらか。
(2) 図は雌花または雄花からとったりん片がある。それぞれのりん片の㋐と㋑何というか。
(3) 受粉後、やがて種子になるのは、㋐と㋑のどちらか。
(4) マツのように、㋑がむき出しになっている植物を何というか。

裸子植物(マツ)の練習問題の解答

(1) A

マツの若い枝の先についているのは雌花(A)、 枝のもとについているのは雄花(B)である。

(2) ㋐花粉のう ㋑胚珠

雄花のりん片についているのが花粉のう㋐である。雌花のりん片についているが胚珠㋑である。

(3) ㋑

(4) 裸子植物

裸子植物には、イチョウ、ソテツ、スギなどがある。
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裸子植物のポイント

裸子植物は、花びらやがくのないものが多く雄花と雌花に分かれます。また、雄花と雌花のさく木が別々のものもある。

めしべには子房がなく、胚珠がむき出しになっているなかまをまとめて裸子植物という。裸子植物はすべて木本で、花には雌花と雄花とがある。

マツは、雌花と雄花とを同一の株につける(雌雄同株)植物である。マツの枝の先のほうに雌花、その少し下に雄花が別々にできると、雌花には、たくさんの小さなうろこのようなりん片が重なってできる。このりん片の内側には、胚珠が2つむき出しでついている。

雄花も、小さなうろこのようなりん片が重なってできており、りん片の外側にはたくさんの袋が、ふさのように集まっている。この袋の中に花粉が入っており、花粉のう(やく)という。

マツの胚珠は子房に包まれていないため、花粉は風で運ばれ、胚珠に直接ついて受粉する。受粉後、1年以上かかって種子ができ、雌花がまつかきになる。マツの花粉を顕微鏡で観察すると風に飛ばされやすいように空気袋がついている。

裸子植物は葉は常緑のものがふつうであるが、なかにはイチョウのように落葉してしまうものもある。葉のつき方には、互生(葉が1枚ずつついている)のもの、3~5枚まとまって出るものなどいろいろある。また、葉の形も、線形のもの、針形のもの、長円形のもの、おうぎ形のもの、うろこ形のものなどいろいろある。

裸子植物のなかまの覚え方

裸子植物のなかまには、マツやスギ、モミのように、雌花と雄花とを同一の株につける(雌雄同珠)ものと、イチョウやソテツのように、雌花と雄花とを別々の株につける (雌雄異株)ものがある。

覚え方「釣りが好いとう!
釣(ツユクサ)り(ユリ)好(ススキ)い(イネ)とう(トウモロコシ)!
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