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中1理科「火山に関するテスト対策問題」

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中1理科「火山に関するテスト対策問題」です。

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火山に関するテスト対策問題

【問1】火山岩について調べる観察・調査を行った。次の手順と結果を読み、次の問に答えなさい。

<手順>

  1. サンプルとした3種類の火山岩A~Cの表面のようすを調べた。
  2. 1のうち火山岩のうち、火山岩Aの表面のようすを、図のようにスケッチして、つくりをくわしく調べた。
  3. 火山岩A~Cを、見た目の色合いによって分類した。

<図>
火山岩

<結果>

  • 火山岩Aは、比較的大きな鉱物の結晶であるXが、粒のよく見えない部分であるYの中に散らばったつくりをしていた。
  • 見た目の色合いによる分類は、(白っぽい色)B→A→C(黒っぽい色)となった。

(1)自然にある火山岩の表面は凹凸があったり、色がついていたりして、そのつくりが観察しにくい。火山岩のつくりを観察するためのサンプルには、そのつくりが観察しやすいように加工がされている。どのような加工がされているか。簡潔に書け。

(2)火山岩Aのつくりについての文です。(ア)(イ)に適切な語句を入れよ。

図で、比較的大きな鉱物の結晶であるXを( ア )といい、粒のよく見えない部分であるYを( イ )という。このような火山岩のつくりを斑状組織といいます。

(3)図のX,Yができた順序について述べた文として最も適切なものを次の1~4より選べ。

  1. 地下深くでxができたあとに、地表付近でYができた。
  2. 地下深くでYができたあとに、地表付近でxができた。
  3. xとYは、地下深くでほぼ同時にできた。
  4. xとYは、地表付近でほぼ同時にできた。

(4)火山岩Bをつくっている鉱物の粒についてくわしく調べたところ。その種類と割合は、花こう岩とよばれる深成岩とほぼ同じであることがわかった。このことからわかる火山岩Bの名称として最も適切なものを1~4より選べ。

  1. 玄武岩
  2. 流紋岩
  3. 安山岩
  4. はんれい岩

【問2】地球の内部の熱によって岩石がとけるとマグマができ、そのマグマが地表に噴き出し、冷えて固まってできた山を火山という。火山はその形によっていくつかに分類することができる。図のA~Cは、分類した火山の断面の形を、それぞれ模式的に表したものである。これについて、次の問いに答えなさい。
火山の形問題

(1) 図のBと同じような形をしている火山はどれか。次のアからエから選びなさい。

ア:桜島 イ:マウナロア ウ:雲仙普賢岳 エ:昭和新山

(2) 図のAの火山について、噴火のようすと火山噴出物の色をCの火山と比較した文として、もっとも適当なものを、次のアからエから1つ選びなさい。

ア:Aの火山は、Cの火山と比べ、噴火は激しい場合が多く、火山噴出物の色は白っぽい。
イ:Aの火山は、Cの火山と比べ、噴火は激しい場合が多く、火山噴出物の色は黒っぽい。
ウ:Aの火山は、Cの火山と比べ、噴火はおだやかな場合が多く、火山噴出物の色は白っぽい。
エ:Aの火山は、Cの火山と比べ、噴火はおだやかな場合が多く、火山噴出物の色は黒っぽい。

火山に関するテスト対策問題の解答

【問1】

  1. 一面がみがいてある
  2. ア 斑晶/イ 石基
  3. 1
  4. 4

【問2】
(1)ア

桜島は、Bのような円すい形をしている。マウナロアは、Aのような傾斜がゆるやかな形をしている。雲仙普賢岳、昭和新山は、Cのようなドーム状の形をしている。

(2)エ

Aのように傾斜のゆるやかな火山は、マグマのねばりけが弱く、おだやかな噴火が起こる。Cのようにドーム状の形の火山は、マグマのねばりけが強く、激しい噴火が起こる。また、マグマのねばりけが弱いほど、火山噴出物は黒っぽくなる。

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