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中学理科「人の腕の骨格と筋肉の定期テスト対策問題」ポイント解説付

中学理科「人の腕の骨格と筋肉の定期テスト過去問分析問題」です。

人の腕の骨格と筋肉の定期テスト過去問分析問題

図は、人の腕の骨格と筋肉のつくりを一部を示している。次の問いに答えなさい。
骨格と筋肉定期テストサムネイル

(1)筋肉の両端にある丈夫なつくりで、筋肉と骨を結びつけているAのような部分、骨と骨を結びつけてるBのような部分を何というか。

(2)腕を曲げるとき、C,Dの筋肉は、それぞれどうなるか。次のア~エから選びなさい。
 ア Cの筋肉が縮み、Dの筋肉も縮む。
 イ Cの筋肉が縮み、Dの筋肉がゆるむ。
 ウ Cの筋肉がゆるみ、Dの筋肉が縮む。
 エ Cの筋肉がゆるみ、Dの筋肉もゆるむ。

(3)腕を伸ばすとき、B,Cの筋肉は、それぞれどうなるか。次のア~エから選びなさい。
 ア Cの筋肉が縮み、Dの筋肉も縮む。
 イ Cの筋肉が縮み、Dの筋肉がゆるむ。
 ウ Cの筋肉がゆるみ、Dの筋肉が縮む。
 エ Cの筋肉がゆるみ、Dの筋肉もゆるむ。

(4)骨格は、たくさんの骨が結合して組み立てられてできている。このことは、主に3つのはたらきに役立っている。1つは「体を動かすこと」である。残りの2つを簡潔に答えなさい。

人の腕の骨格と筋肉の定期テスト過去問分析問題の解答

(1)Aけん B関節
(2)イ
(3)ウ

(4)
・体を支えること。 
・内臓を守ること。

ヒトの筋肉のポイント

ヒトの筋肉は、筋繊維と呼ばれる細長い細胞の集まりである。神経からの刺激の信号が伝えられると、筋肉は収縮する。

骨格筋
腕や足の筋肉は、じょうぶな筋膜で包まれていて、両端は細くなって、白色のけんで骨についている。このような筋肉を骨格筋という。ふつう筋肉といっているのは、骨にひっついていて、のび縮みすることでからだの動きをつくり出す骨格筋である。

ヒトが、手足を自由に動かすことができるのは、骨格筋が動くからである。骨格筋を動かしているのは、脳からの刺激の信号が伝わるからである。骨格筋の筋繊維の1本1本に神経がついていて、脳からの刺激の信号を伝えている。たとえば、腕を曲げるときは、脳から腕の筋肉に「縮め」という命令の信号が出る。すると、筋繊維が動いて骨格筋全体が縮み、腕が曲げられる。

筋肉の種類
筋肉は、そのはたらきによって、3種類に分けられる。

  • 骨を動かす横紋筋…筋繊維に細かい横じまがある筋で、おもに骨格に付着して その運動をつかさどり、からだ全体の骨を動かしているので、骨格筋ともいう。自分の意志で動かせる随意筋で、収縮がはやく、すばやい運動ができるが、つかれるのがはやい筋肉でもある。
  • 内臓を動かす平滑筋…横紋をもたない筋の総称。心臓以外の内臓(胃や腸など)や血管などの壁をつくっている。内臓などの、休みないゆっくりとした運動をし、疲れない筋肉であるが、自分の意志によって動かすことのできない、不随意筋である。
  • 心臓を動かす心筋…心臓の壁をつくり、心臓の拍動をおこす筋肉。横紋筋であるが、決してつかれない不随意筋である。

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