東京書籍書籍の中3国語「生ましめんかなの定期テスト過去問分析問題」です。
栗原貞子の詩「生ましめんかな」は、原子爆弾の被害を受けた状況で新しい命が生まれる瞬間を描いている詩。「戦争で破壊された地下室の中」と「原爆被害者たちが集まり、その中で赤ん坊が誕生する瞬間」とこの対照的な出来事は、戦争の残酷さと同時に、新しい命への希望を強調。
【問題】生ましめんかな
教科書の「生ましめんかな」の詩を読んで、次の問いに答えなさい。
問一 「ローソク一本もない」地下室の暗さを、たとえを使って表した部分を、詩の中から九字で抜き出しなさい。
問二 「かくてくらがりの地獄の底で / 新しい生命は生まれた」と対になっている表現を、詩の中から抜き出しなさい。
問三 「生ましめんかな」とほぼ同じ意味の言葉を、詩の中から七字で抜き出しなさい。
問四 詩に出てくる「産婆」の説明として、最も適切なものを次のア~エより一つ選び、記号で答えなさい。
ア 産婆としての覚悟をもちながらも、内心は自身も助かりたいと思っている。
イ たとえ自分の命を失っても、必ず新しい命を誕生させようと強く決意している。
ウ 自分も重傷者なのに、周りの人から頼まれたので仕方なく出産を手伝っている。
エ ひどい状況下でも自分なら無事に生ませることができると思い、名乗り出ている。
【解答】生ましめんかな
問一 くらがりの地獄の底
問二 かくてあかつきを待たず産婆は / 血まみれのまま死んだ。
問三 生ませましょう
問四 イ
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