中1理科「後期中間テスト予想問題」です。この問題は、中学1年生の理科「後期中間テスト」の対策として作成された予想問題です。後期に入って新たに学んだ内容を中心に、これまでの知識と結びつけながら理解を深めることが大切です。基本的な概念や重要な法則をしっかり押さえ、実験や観察のポイントも確認しましょう。問題を解いた後は、間違えた部分を復習し、確実に得点できるよう準備を整えてください。
| ※テスト範囲が異なるときは以下を参照にしてください。 | ||||
| 学年 | 前期中間 | 前期期末 | 後期中間 | 後期期末 |
|---|---|---|---|---|
| 中1 | 植物・動物のなかま | 気体・状態変化 | (今回)光・音・力 | 火山・地層・地震 |
| 中2 | 化学変化 | 植物・動物のはたらき | 電流・磁界・電力 | 天気の変化 |
| 中3 | 運動・仕事 | 生殖・遺伝・進化 | イオン・中和 | 天体・宇宙 |
後期中間テスト予想問題(中1理科)
【問1】次の問いに答えなさい。
(1) 光が種類の違う物質中へ進むとき、2つの物質の境界面で折れ曲がる現象を何というか。
(2) 光が水中から空気中へ進むとき、入射角がある角度をこえると、光は境界面で屈折せずにすべて反射するようになる。 この現象を何というか。
(3) 凸レンズの軸(光軸)に平行な光が凸レンズを通ると、屈折して1点に集まる。この点を何というか。
(4) 次の1、2の像をそれぞれ何というか。
1 物体から出て凸レンズを通った光が集まってできる像。
2 実際に光が集まってできる像ではなく、凸レンズを通して見える像。
【問2】 音さから出る音の波形についてオシロスコープを使って調べる実験を行った。下の図は、その結果である。次の問いに答えよ。

オシロスコープ実験結果
※縦軸は、振幅を、横軸は時間を表している。また、横軸の1目盛りは、0.0005秒を表している。
(1)上の図から、1つの波は、何目盛分か答えよ。
(2)上の図から、1秒間に何回振動していることがわかるか答えよ。
(3)音源が1秒間に振動する回数を振動数というが、その単位は何を用いるか答えよ。
(4)別の音さをたたいて音をオシロスコープに表示させたところ、振幅も振動数も結果(上の図)の波形の1/2(2分の1)となった。この別の音さの音の高低、大きさはどのようになったといえるか。簡潔に書け。
後期中間テスト予想問題(中1理科)の解答
【問1】
(1) (光) 屈折
光が物体の表面に当たってはね返ることを反射、光が異なる物質の境界面で折れ曲がって進むことを屈折という。
(2) (光の) 全反射
全反射は、光が水やガラスから空気中へ進む場合に起こり、その逆に進む場合には起こらない。
(3)焦点
焦点は、凸レンズの両側に1つずつある。凸レンズの中心から焦点までの距離を焦点距離という。
(4)1 実像 2虚像
【問2】
(1)2
(2)1000
(3)Hz
(4)音は低くなり、かつ小さくなった。
- (2)の解説…(1)より1つの波が2目盛り分なので、0.0005×2=0.001(秒)で1回振動していることになる。よって、1秒間には、0.001(秒):1(回)=1(秒):x(回)より、1000回となる。

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