中1理科「音の性質のポイントまとめ」です。
音の性質のポイント
音の発生は、音を出すもの(音源)が振動することで音が鳴ります。
- 気体(空気など)、液体(水など)、固体(金属や木など)は、音は伝わるが、真空中では音は伝わらない。
- 空気中を音が伝わる速さは約340m/sです。空気の温度によって少し変化しますが、この数字を覚えておきましょう。
- 音の速さ(m/s)=距離(m)/時間(s)
音の大小
音の幅は、大小。音源の振動の幅を表します。振幅が大きければ大きいほど大きい音になります。振幅が小さければ小さいほど小さな音になります。
- 大きい音→振幅が大きい
- 小さい音→振幅が小さい
音の高低
音の高低は、振動数。音源が1秒間に振動する回数を振動数といいます。単位は[Hz]でヘルツといいます。振動数が多ければ多いほど高い音になり、振動数が少なければ少ないほど低い音になります。
- 高い音…振動数が多い。波長が短い。
- 低い音…振動数が少ない。波長が長い。
波長とは、音の波形の山から山(谷から谷)での長さ。
物体が同じところを決まった時間で往復する運動のことを振動といいます。音が発生するとき、発音体は振動しています。
- 振動…ふり子のように、物体が同じところを決まった時間で往復する運動のことを振動といいます。
- 振幅…振動の中央から振動する端までの長さのことです。発音体の振幅が大きいほど、大きな音が発生します。
- 振動数…振動する物体の1秒間に往復する回数をいいます。単位は、ヘルツ(記号Hz)で表します。たとえば,、440Hzとは、1秒間に発音体が440回振動することです。
音の高さと振動数ですが、振動数が多いほど、音は高いです。物体が振動すると音が発生しますが、音の高さは振動数に関係し、振動数が多いほど、音の高さが高くなります。モノコードや弦楽器の弦をはじくとき、弦の状態によって音の高さが変わります。
【発展内容】
高い音(振動数が多い)の音さに変えると波長が短くなります。低い音(振動数が少ない)の音さに変えると波長が長くなります。音の進む速さは同じ条件下では決まっています。この速さをvとし、波長をL、振動数をnとすると、1秒間に波の山がn個進む。この長さはnLであるから、1 秒間にnLの距離を進むことになる。つまり、
高い音(振動数が多い)の音さに変えると波長が短くなります。低い音(振動数が少ない)の音さに変えると波長が長くなります。音の進む速さは同じ条件下では決まっています。この速さをvとし、波長をL、振動数をnとすると、1秒間に波の山がn個進む。この長さはnLであるから、1 秒間にnLの距離を進むことになる。つまり、
- v(一定)=nL
という関係があるので、波長が長い音というのは振動数が少なく、低い音であり、波長が短い音は振動数が多く、高い音です。波長とは、波の山から山の長さを波長といいます。
オシロスコープ
- オシロスコープ…波の形で、大きい音、小さい音、高い音、低い音を測る装置。
- 振動数…音源が1秒間に振動する回数。単位は[Hz]でヘルツと読む。
- 高い音…振動数が多い。波長が短い。
- 低い音…振動数が少ない。波長が長い。
- 大きい音→振幅が大きい
- 小さい音→振幅が小さい
- 気体(空気など)、液体(水など)、固体(金属や木など)は、音は伝わるが、真空中では音は伝わらない。
- 音の速さ(m/s)=距離(m)/時間(s)
コメント